定流量弁・定流量逆止弁
従来の定流量弁
定量水量弁現在ある定量流量弁はプラスチックに穴を明け流量をO―リングにより水流を利用して調整している。
しかし、水流に勢いがある時は問題がないのだが勢いが無い時、問題が生じる。
それは、プラスチックに開けた穴が流量を制御するO―リングに関係なく流れてしまい流量を制御出来ない状態が発生してしまう。流量を制御したいのは勢いが少ない状態の方が重要なのだが今ある流量弁では補いきれていない。
理由は少量の流量を制御するには明ける穴を少なくすれば良いのだがそうすると、流量が増えた時、制御が出来なくなってしまう。
定流量弁
今回発明した定量弁は今まで課題とされていた問題点を解消する。
図1にある穴(@)を通って水流が流れ出す。流量が少ない時は@を通って流れる。流量が増えた時は袋小路(B)が風船の様に膨らむ事で穴(@)を圧迫し制御する。
今まで課題とされていた低水量での制御を可能にしつつ、かつ高水量での制御も可能にした。
定流量逆止弁
図2は定流量弁に逆流防止Aを加えた。
切り込み(A)を入れる事で@を通る水流を逆流する事を防止する。
水流が流れている間は切り込んだ(A)が開かれているが、流れが止まるとAが塞がる。水流が逆流した時は切り込み(A)を水圧で塞ぐ。